‘2013年度’ カテゴリーのアーカイブ

ちゅうりっぷの球根

2013年12月9日 月曜日

先日、在園児の保護者の方と遠くにお引越ししたお友だちから、ちゅうりっぷの球根をたくさんいただきました。
今日はその球根をクラスのみんなでプランターに植えました。
みんな、一生懸命植えました。
その後、年少組や年長組のお友だちも残りの球根を植えてくれて、プランターはいっぱいになりました。
午後にはお水をたっぷりかけて、明日から毎日お世話です。
春になったらかわいいちゅうりっぷが咲くことでしょう。
今から楽しみです。  (年中組 担任)

園長日誌      2013.12.6  No.29

2013年12月6日 金曜日

最近、時々、年長組の男の子たちとマルコ教会礼拝堂で私も一緒に祈っています。
初めての日は、いつも元気な男の子たちが少し緊張ぎみで静かでした。
私が子どもたちに「ま~るくなって座ってね」と言うと、十字架を背にして座った子どもが4、5名「違うよ!」と言って十字架を前にして手を組み、いつも祈っている『主の祈り』をしようとしていて、私はハッとさせられました。
自分の信仰はどうなのか恥ずかしい気持ちになりました。口先だけの信仰でなかっただろうか。『私は私の前に主をおいた』という聖書のことばを知っているだけで…と、いろいろなことに気付かされました。
お休みしている司祭のことを祈ることを忘れていた私に、お友だちにチョッカイを出すことのある子が「ついでに先生のこともお祈りしようよ!」と言い出したのは驚きでもあり、「ついでに」ということばにおかしくて、そして、その子の心もこもったことばにうれしくもなりました。
ふざけている友だちのことを祈ったりする姿も見られるようになってきました。
相手を責めるのではなく仲間として一緒にやっていこうとするやさしい思いやりのあることばでした。
育てているつもりが結局は子どもたちに育てられている自分でした。
(中野)

泥んこ遊び

2013年12月4日 水曜日

今日は少し寒さも和らぎ、朝から年長組の女の子は泥んこ遊びをしていました。
小高い山を掘って水を入れ、イチョウの葉っぱを沢山入れて、かき回していたので、「何を作っているの?」と聞くと、「ビタミンCが入っているんだよ!」と元気な声が返ってきました。
栄養ドリンクを作っているのでしょうか?
風邪をひいて休んでいるお友だちや、家族の中で、風邪をひいてしまったりして、そのようなドリンクを飲むところを見ているのかもしれません。
その後、男の子が花びらを細かくしてまた入れていました。
栄養満点です! (園長)

午後からの園庭あそび

2013年12月3日 火曜日

お母さんが作って下さったお弁当を食べて、早速園庭で遊びます。
一番乗りは、満3歳児組の15名の子どもたちです。
先生に三輪車、スクーター、砂場のおもちゃを出してもらうために、一列に並んで待っていました。
カメラを向けると、いろいろな表情をしてくれるので、笑ってしまいました。
満3歳児組だけの園庭は広々としていて、いつも見ているお兄さん、お姉さんの遊びをマネしたりしています。
友だちとおもちゃを取り合ったり、譲ったり、お世話をしたり等、友だちと関わる姿が見られるようになり、子どもたちの世界もどんどん広がってきています!  (満3歳児組担任)

クリスマスツリー

2013年12月2日 月曜日

12月に入りました。
幼稚園では、大きなクリスマスツリーに子どもたちが好きな飾りものを選んで、飾っていきます。
年長児は、椅子に乗って腕を伸ばし、高いところに飾りつけをしていきます。
子どもたちと一緒に準備しながら、クリスマスを迎えたいと思っています。
本当のクリスマスの意味も聖書の話を通して、子どもたちに理解できるようにしています。(年長組担任)

園長日誌      2013.11.29  No.28

2013年11月29日 金曜日

昨日も朝から冷たく、子どもたちを出迎えてから職員室に戻ると年長組のお母さんから電話が入り、体操服を着させることを忘れた為、皆と違うことで、娘は泣いて、先生に迷惑をかけては申し訳ないという内容でした。
私は赤ちゃんが生まれ、今まで以上にがまんすることが増えたのでは…?と思ったので、少し大げさにお母さんがどんなに〇ちゃんのことを思っているか伝える良いチャンスととらえました。
「体操服でないので、〇ちゃんが悲しんでいると思うとかわいそうで…かわいそうで…。でも、赤ちゃんがいて、今出られないし、お父さんも仕事に行ってしまったし…」と話すと、近くにいた年長組の男の子が「幼稚園で借りればいいじゃん!」の一言に女の子も「そうだよ!△ちゃんも体操服でないし、私はスパッツを脱いで…エッ?パンツで体操?」男の子もニヤッとして「パンツ~!」と言って二人でケラケラ笑いだし、「そうだ!このスカート、キュロットだった!これで体操すれば良いんだ!」と笑いながら、また友だちと遊び始めました。
再び電話が鳴り、ご主人が体操服を持って園に向かっているとのこと。よ~し再び愛の確認を!と考え、またまた大げさにお父さんが届けて下さることを話すと「ふ~ん。パパはやさしいよ。ママにベランダに出された時も5分で入れてくれたもん!」「パパも〇ちゃんのこと大~好きなんだね。」と私が言うと、「そうだよ!だって私ひとり娘だも~ん」と言って走って行きました。
赤ちゃんのように毎日抱っこしてもらっていなくても、たっぷり両親に愛されていることを感じてくれたことと思います。
(中野)

あったか菜飯

2013年11月26日 火曜日

今日は、先週行われた収穫感謝の礼拝で、子どもたちがお捧げしてくれた野菜を使って、菜飯を作りみんなでいただきました。
お捧げして下さった野菜や果物はいろいろで、この頃ではなかなか目にしない葉付きのだいこんやかぶやにんじんもありました。
礼拝の翌日には、いつもお世話になっている、近くの交番のおまわりさんや、隣りの教会などにお捧げした果物や野菜を年長組の子どもたちが代表してお届けにも行きました。
そして今日、その捧げ物の中から、園児のおじいちゃんが作っただいこんの葉っぱを使っておいしい菜飯を炊いていただきました。
ほんわかあったかい湯気の立つご飯はいい香りで、子どもたちの顔もほころびました。
お百姓さんが一生懸命育てて下さった野菜や果物、神さまの恵みに感謝して、改めて食べ物の大切さを感じる一連の行事でした。(年長組担任)

ランチパーティー

2013年11月22日 金曜日

昨日の感謝祭で持ち寄った野菜を使って、具沢山のお味噌汁とおにぎり、果物の昼食でした。
おにぎりは、新しいビニール袋にご飯を入れて、自分で握ります。
子どもたちは笑顔で、「こんな大きいおにぎりが出来たよ!」と見せてくれました。
自分たちでやっていくことで、自信にもつながっていきます。(年長組担任)

収穫感謝祭

2013年11月21日 木曜日

今日は、お家から野菜や果物を一つずつ持って来てもらって、感謝祭をマルコ教会で行いました。
司祭の田中先生からお話を聞きましたが、「野菜を作ってくれる人のことを何と言うの?」の問いかけに、子どもたちの中から、「お百姓さん」という言葉が聞こえてこなかったことにちょっと驚きました。
今は、なかなか子どもたちに収穫するところや、作物を育てる姿を見せることは難しくなってきていますね。
神さまやたくさんの人たちに感謝する気持ちを子どもたちに伝え、私たちも感謝することをいつも忘れないようにしたいです。(園長)

園長日誌      2013.11.14  No.26

2013年11月15日 金曜日

昨日、降園時間近くに、年少組のAくんがくつ箱の前で大泣きして座り込んでいました。
隣りには同じ組のBくんがふくれた顔でやはり座り込んでいました。
あまりにも大きな声でしたので私は傍に行き、同じように座り込んで「どうしたの?」と聞いても、涙が止まらず、とぎれとぎれの言葉を聞いていると、どうやら園庭から部屋に入る時に、二人とも走ってきたらしいのですが、他の友だちにBくんは「1番!1番!」と言っているのに、Aくんに対しては「Aくん2番!」と言ったらしいのです。
にらみ合っている二人の男の子の中に、年少組の女の子が入ってきて、そっと手を伸ばし、 自分の右手でAくんの手を握り、左手でBくんの手を握って「ごねんねしようね。」と落ち着いて、さとすように話しているのです。
しばらくしてBくんは「ごめんネ~!!」と少々ヤケクソ気味(?)に大きく吐き出すように言ったのです。そして、男の子二人は上ぐつに変えると待っていてくれた先ほどの女の子と三人手をつないで部屋に入って行きました。
保育後、担任にその様子を伝えると「仲が良くてよく一緒に遊んでいるんですよ。でも、けんかも良くしてます。」と笑いながら話してくれました。
子どもたちはけんかをくり返し、次第にお互いを理解し、一緒に遊ぶ楽しさを味わっていくのですね。
私が驚いたのは、間に入った女の子のことです。
子ども同士で解決しようとする姿に成長を感じました。 (中野)