運動会の練習(かけっこ)

かけっこの練習を各クラス別に行いました。
年少組の子どもたちは、まだ競争心はありませんので、友だちと一緒に走ることがうれしい気持ちでいっぱいですが、年中組になると、早く走りたいという思いが強くなってきます。
年長組になると一番になりたいという思いで、懸命に走っていますが、走り終えて友だちから「三番だった」と言われたことが悔しくて涙ぐんでしまった男の子もいました。
今日も「早く走れないから、走るの嫌だ」と言って泣いた女の子がいました。
子どもなりに、いろいろな想いがありますね。
子どもがそのように訴えてきた時は、無理にやらそうとせず、いろいろな会話をしながら、かたくなになってきている心をほぐしていきます。
3分くらい会話していると、「やっぱり、皆のところへ行ってくる!」と言って動き出そうとしたので、「えっ?もう行っちゃうの? もっと話していようよ~」と私が言っても、サッサと皆の所に行ってしまいました。
年長児といっても、まだまだ小さい子どもたちです。
時には、グズグズ言ってみたり、泣いてみたりしながら、折り合いをつけていくのですね。
このようなことを体験しながら、少しずつ成長していきます。(園長)

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