なが~い歴史の上に

 

 

 

 

 

 

 

昨日、隣の教会で行われたご葬儀の後、以前柳城幼稚園に勤めてみえたという方が来園されました。

その方たちは、私たち柳城短期大学の学び舎の大先輩でした。その昔、ここに勤めてみえたり、実習生としてここに通われたり、そしてまた現在も現役でキリスト教保育の園で働いていらっしゃるということでした。

125年を越える長い歴史の中で、今もなお同窓の先輩方がこの保育現場で働いていらっしゃることに、歴史の流れとその重みを感じました。

園内をご案内させていただいていて懐かしい先生方のお名前を伺ったり、私自身も若かりし頃を思い出し心和むひとときでした。

写真のお花は隣で行われたご葬儀の際にお捧げされたかったお花で、それをご自宅のお庭から大切にお持ちになられたそうで残念ながらその機会を逃されてしまったとのことで、こちらの園に子どもたちの為に飾ってくださいとくださったものです。

花を愛で大切にする心も柳城ならではのことだったなぁと思いました。当園にはそれを受け継ぐ園芸部長(主幹教諭)が日々花壇や草花のお世話をしていてくれます。

園内もここ数年で公的補助金をいただきながら、念願のトイレや手洗い場などの改修を行え、ずいぶんと今の家庭環境から解離しない子どもたちの生活環境を整えられてきました。そんな中でも柳城の変わらない手作り感、壁面装飾の可愛らしい装飾は健在です。

長い歴史の中で、変わらないもの、変えてはいけないものを守りつつ、今の世の中にあって必要な変化に対応しながら、神様からいただいている子どもたちの宝物をより素敵に輝かせるお手伝いを続けて参りたいと思います。