園長日誌      2013.6.14 No.10

 先日、職員室の南側ガラス戸から年長組の女の子二人が顔を出しました。
 「Aちゃんが鉄棒で鼻をうったので湿布をして下さい!」「ハーイ!どこ?」と二歳児組の先生が早速、湿布を小さく切って貼ろうとすると一緒にいたBちゃんが「違うの!ハートに切ってください!」先生は「ハイ!これでどう?」
 今度はBちゃんが笑いながら、「これじゃ大きすぎるでしょ?鼻のここが痛いのにこんなに大きかったら、鼻の穴まで貼っちゃうよ!」
 二人の会話を聞いていて、私は笑ってしまいました。本当にBちゃんの言うのもゴモットモです。
 先生は「そうだね~。これくらいかな?」とハサミで小さく切って、Aちゃんのかわいい鼻に小さなハートの湿布がのって、無事終了しました。
 今年の3月頃だったと思うのですが、満3歳児組に給食を運んでいくと「園長先生ありがとう」「ありがとう~」と一人ひとりから言われて、私は嬉しくなり、しばらく子どもたちの様子を見ていました。
すると突然、「早く下に行って仕事をしなさい!」という声が聞こえてきました。誰? 入園後しばらくの間、よく泣いていた女の子でした。
私の驚いた表情に彼女もハッとしたようで、急にニチャッと笑顔になり、ちょっと恥ずかしそうでした。
お母さんのマネかな?子どもの会話は楽しいですね。     (中野)
                         

HOMEに戻る