園長日誌  2013.1.11 No.29

  いよいよ、3学期がスタートし、幼稚園も子どもたちの元気な声が響き渡り、やっと幼稚園がもどって来たといういれしい気持ちです。
 私たち保育者も、子どもたちがいるからがんばろうと思いますし、そのような力を子どもたちからもらっているのですね。
 以前は欠席の多かった男の子の声が力強く大きな声に変わっていて私の目を見て一生懸命に話してくれる姿に、大きな成長を感じました。
 朝、門の前では、三輪車に乗った4.5人の年長組の子どもたちが友だちを後に乗せてあげようと待っています。
 昨日も近くに来た年中組の男の子に年長組の男の子が「○○君の声、何かヘンだよ!」と話しかけていました。よく聞いていると、確かに、ちょっとザラザラしたような声になっていました。学年は違っても、皆で遊ぶことが多いので、子どもたちにとっては、皆が友だちなのでしょう。
 預かり保育のおやつを作っていると、台所をのぞいて年中組の男の子が「ねぇねぇ何作ってんの~?」と聞いてきましたので、説明をしてなかなかうまくいかないことも話すと、しばらくして、また、その子が一言「がんばってネ!」と声をかけてくれて、本当にうれしかったです。
 私の子育ての反省は「こうしなくちゃ!」「こうなって欲しい」と先のことに気を取られ今、ここにいる我が子をほめたり認めたりすることが少なかったような気がします。
 やさしい子どもの言葉をしっかり受け止めてみましょう。     (中野)

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