園長日誌  2012.3.16 No.40

 昨日は、今年最後のお弁当の日でした。
 週に二回のお弁当と言っても、小さいお弁当の中には、卵焼き、ブロッコリー、プチトマト、からあげ、ハンバーグ等、色どり良く、とてもおいしそうで、「ついでに私のも作ってもらいたい!」と思ってしまいます。
 子どもたちがお弁当箱のフタを取った時の笑顔は、幸せそのものです。子どもにとっては、お母さんあるいはお父さんが作ってくれたことで、ぬくもりを感じるのです。
 お弁当の日があることでお天気の良い日は、大きなイチョウの木の下で皆と一緒に食べたりしますが、子どもたちはピクニック気分で、食べることの楽しさを味わえる、良い食育の時間となっています。
 年長組の子どもたちは、お弁当を作って下さったお母さんに、担任が作った便せんにお手紙を書きました。
 『ママへ いつも おいしい おべんとう ありがとう』、『おかあさん おいしかったよ ありがとう』、動きのかわいい文字が並んでいました。読まれたお母さん方も、どんなにうれしかったことでしょう。
 一人の女の子が私に近づいて来て「ねぇ~ もう、おやつってないの? パンの耳食べたいなぁ~ お願い! 作って~!」 そんなうれしい言葉に、元気をもらい今日の午後はおやつ作りをしたいと思っています。
 パンの耳のことを小学生になっても覚えていてくれたら… 幼稚園時代をなつかしく思い出してくれたら…そう願っています。(中野)

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