園長日誌                  2011.9.9  No.16

 昨日は、ファーブル号のバスの中で、スズムシ、てんとう虫などのたくさんの虫を見ることが出来ました。また実際に小さなクワガタを手にのせたり、子どもたちはとても喜んでいました。今まで蚊でもいやがっていた虫嫌いな男の子も、皆と一緒になって、さわることも出来たそうで、担任も、とてもうれしそうに話してくれました。
 昼食後、入園願書を取りに来て下さったお母さんが園内見学を希望されましたので、私が園の様子や子どもたちのことを話しながら、各クラスを回りました。2才8ヶ月になる女の子は、ちょっと恥ずかしそうに、お母さんの手を握り、ぴったりとお母さんにくっついていました。年長組の教室に行くと、早速男の子がそばに来て「ねぇ~、この子いつ入るの?」とお母さんに聞いてきたので、そのお母さんも私も笑ってしまいました。その男の子の表情がニコニコしていて、やさしい目で話しかけてくれていました。そう言えば、この男の子のお母さんは、いつも笑顔です。お迎えで園庭で待ってみえる時も、お母さん同士でお話をしている時も、ニコニコです。笑顔は、私たち大人が作る大切な環境なのかもしれませんネ。良い環境を子どもに与えたいですネ。
 7日の誕生会のお母さん方との昼食でカレーをいただきながら、コスモスポーツの体操の指導に感動されたという年中組のお母さんの話を聞いて、うれしく思いました。内容は、夏休みに他のプール教室にも通わせたそうですが、子どもを誉める事は同じなのですが、コスモの先生は、その子に合った言葉をかけていて、そして何より、心が違うと思ったそうです。子どもを思う心、いとおしく思う心、私たちが忘れてはいけない大切なことを改めて気付かされました。           (中野)

HOMEに戻る