園長日誌          2011.6.3   No.8

 今日は雨の1日でした。午前中はキリスト教幼稚園の園長研修に出席しました。私は井ノ川牧師先生の説教で胸がいっぱいになりました。     子どもの成長を1本の木にたとえると大切なのは木の根。大地にしっかり根をはらないと根からおれてしまう。幼児期はこの根っこの教育。小学校の入学のためではなく人間としてしっかり根をはること。心の教育はすぐに成果が出るものではない。人生の終わりまで視野に入れた教育がキリスト教保育。見えないものに目を注ぐ。私たちは、もろい土の器ではあるが、神さまは偉大な力を入れてくださった。望みをもってこの勤めに励みましょう        子どもたちに支えられ、励まされているのは、私たち保育者です。
 夕方のミーティングの時に青組の男の子たちのけんかが多くなったということを聞きました。「僕がこう言ったのに・・・」「○○くんが先に叩いて来た!」「ちがうよ!△△くんの方が叩いたんだ!」となるそうです。私は聞いていて、けんか仲間が見つかって、お互いよかったと思いました。悔しい思いをして、泣いて、叩き返したり、ひっかいたり、その体験なしでは、心から、友だちと遊んで楽しいとか、仲良く遊ぶとかに進むことは出来ないのです。大人の方がけんかを避けて通るようでは子どもの成長にマイナスです。お互いさまです。けんかをしながら大きくなり、なつかしい思い出になっていくことでしょう。
 赤組のお母さんのお手紙です。『園ではお弁当一人で全部食べていることが不思議で・・・。家では本当に口しかあけないんですよ!一人でごはん食べれるんじゃん!!』
そうですよ。子どもたちも園でがんばっています。ほめてあげましょう!        (中野)
           

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