園長日誌                 2011.3.4 No.38

 昨日から冬にもどったような寒さが続いています。
2日(水)は3月生まれの子どもたちのおたん生会をしました。子どもたちは早く自分のおたん生会が来ないかなぁと楽しみに待っていたことでしょう。入園当初は、きっとお母さん方も4月生まれのお子さんと比べると約1年も違うので心配された事もあったと思いますが、皆、しっかりしていて大きくなったら何になりたいかもハッキリと話してくれました。子どもたちの成長を皆で喜べることは幸せなことです。
子どもたちはそばで見ていてもうらやましいくらい元気でたくましく育っていきますがその育ちはぐんぐん伸びるのではなく、時には、止まってしまったのかと思える時もありますが、しばらくすると、それを乗り越え、大きくなっていきます。
年少組のある女の子は食欲が次第になくなってきて、担任もとても心配していました。少しだけでも食べて欲しいとの願いで、大好きな梅干しを給食の時にも持って来てもらって少しずつ食べられるようになり、今は元にもどって、しっかり食べています。どうしてなのかお母さんと話しても原因はわかりませんでした。そんな時期もあるのです。
年中組のある男の子も給食が苦痛なようでしたので、お母さんにお弁当に変えることをすすめました。今は毎朝笑顔で元気に登園してくれるので、もっと早くお母さんにお弁当にしていただけば良かった、かわいそうなことをしてしまったと反省しています。年長組になったら、「また給食がいい!」と言い出すかもしれませんね。
 ”子どもはこうでなくてはいけない”と大人のワクにはめるのではなく、「そんな時もあるよネ~」って、ちょっと立ち止まってもいいのではないかと思います。
子どもの人生は始まったばかりです。ゆっくり、ゆっくりでいいですよね。   (中野)

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