園長日誌      2014.1.17  No.34

朝の園庭遊びは先生も子どもたちと一緒になって、氷オニや、どろけい、オニごっこをして、走り回っています。
その時の先生たちの表情も、素にもどって、心から楽しそうで、子どもにかえれるなんてうらやましいと思うほどです。
先日も年中組の子どもたちと担任がお始まりの合図と共に、声を弾ませながら担任が子ども達に「暑くなってきたね!」と言っていました。
周りにいた子どもたちも息をハーハーさせながら、うれしそうにうなずいていました。
そのような光景を目にしたときに、これぞ『共感する,思いを共有すること』なのだと思いました。
私たちは子どもたちに対して、威圧的に教え込もうとしないで寄り添うこと、子どもの心にもっとふれてみることが大切だと感じました。
昨日も、イチョウの木の下で年少組の男の子二、三人がまわりの土・砂を砂場のおもちゃの容器に入れ、テーブルの上に逆さにし、その形を見て「アッ!顔だよ!ここが目だ!」と言って、偶然に出来た形を楽しんでいました。
次第に形が崩れ、テーブルのすき間に砂が入っていく様子に大笑いです。
遊ぶことによって、子どもたちは工夫したり、考えたり、発見したり、創造したりする力が育っていきます。
幼児期に大切なことは「生まれてきて良かった」という安心と喜びと、希望の感情を育てることと言われています。 (中野)

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