園長日誌      2013.4.19  No.2

 毎朝、門の前で子どもたちを迎えていると、あいさつもそこそこにお母さんを振り向きもせず園庭を走って行き、先生にハグしてもらっている子どもたちの後ろ姿は、見ている私も幸せな気分になってきます。
 年少組のお母さん方の中には、喜んで園に行く年中組・年長組の姿を見て、「いいなあ~。私の子もいつかそのように笑顔で門から一人で行ってくれるのかな?」と思われるかもしれませんが、一人ひとりそれぞれ違った成長のドラマがあるのです。
 昨日も年長組の男の子で自分の思い通りにいかなかったことでイライラして大きな声で泣いていたり、今日も「ママに会いたい」と言って涙ぐんでいた年長組の女の子もいました。でも、こういうことがあって良いのです。子どもの成長には必要なことなのです。
 泣いたり、イライラしたり、グズグズ言いながら、自分の気持ちを調節していく練習をしているのです。
 幼児期は個人差がとても大きな時期ですので、他の子と比べないで我が子の良い所を探していきましょう。
まだ小さいのにお母さんから離れてがんばっている子どもたちです。
 お迎えにいらした時は、いっぱい抱きしめてあげて下さいね。
気になることは、何でも担任に遠慮をしないで話して下さい。
 神さまから、授かった大切な子どもです。ゆっくり、ゆっくりいきましょう。   (中野)

             

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