園長日誌  2013.1.25 No.31

 21日(月)はマラソン大会をしました。
 私は運動は苦手なので、昔からマラソン大会の朝から暗い気持ちで登校したものでしたが、登園してくる子どもたちの表情は明るく楽しそうに感じました。
 年長組の男の子は登園して支度を済ませると園庭を何周も走り始めました。時々、門のところまで来て立っている私に「ア~ア、暑い!暑いよ!」と言ってから、また走っては、もどって来ます。
 「そんなに走ったら、マラソン大会の時に疲れちゃうよ」と言うと「大丈夫だよ!」の一言。それでもやはり疲れたようで両足を投げ出し座り込んでしましましたが、男の子の顔は「やるぞ!」という意欲満々で、いきいきしていました。
 この男の子のお父さんは応援のために仕事を休んで下さったそうですので、この男の子のはりきる気持ちもわかりますね。
 年少組のお父さんも男の子を送って下さった別れ際に「がんばるんだぞ!」と力強く言葉をかけていました。その声を背に男の子もうれしそうに教室に向かって走って行きました。
 「マラソン大会では転んでも最後まで走っていた小さな子どもたちに感動しました」というお母さんからのお手紙をいただきました。
 私たち親も我が子がいるからこそがんばろうとする力が出てくるのですね。
 子どもってありがたい存在ですね。                                               (中野)

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