園長日誌 2012.6.15 No.9

 11日(月)は、保育後、行っている体操の課外教室を見学しました。
小さい子どもたちなのに、側転や倒立の練習、なわとび、走り回ったりなど、大変な運動量です。
子どもたたちの表情はとても明るく、楽しそうでしたが、チラチラッと、こちらを見るのです。「僕、がんばってるよ!」「今、うまく出来たところ、見ててくれた?」とでも、言っているように感じました。
見学しているお母さん方の間に、二人のおばあちゃんと、一人のお父さんが、じっと、我が子を見守っていました。子どもにとって、こんなに励みになることはないでしょう。どんなおけい古も月謝を出してプロの先生におまかせではなく、見学できるおけい古は、是非、時間を作って、見て、しっかり応援してあげて欲しいと思います。
そのようなことの積み重ねが、子どもとの愛着を深めていくと思います。
お母さん同士のおしゃべりは「ア~ア~、私のこと見てくれていないなぁ」と子どもたちもがっかりし、意欲もなくなってきます。
30才になった娘も、小学校のころ、いつもは見にこない父親の姿を体育館のすみで見つけたときの喜びは、今も覚えていると言っていました。親の静かな、愛情たっぷりの応援を子どもに送っていきたいですね。      中野

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