園長日誌    2012.2.17 No.36

 今週は三日間、少しの時間でしたが預かり保育で、部屋で遊んでいる時に入ってみました。
 年長の女の子たちが「園長先生、一緒に探そう!」と言って誘ってくれるのはうれしいのですが、広げた絵本の絵が細かくて小さいこと!その中からカニを探すというのです。
 「わぁ~、メガネがないと見えないね」と言って逃げようとすると「じゃ、早くメガネ取って来てよ!」「早く~」「ねぇ、本当は何才なの?」ちょっと大人のような会話におかしくなりました。
 机の上では年長組の男の子が自由画帳に空に向かって大きく伸びている力強い木を描いていました。緑の葉がいきいきしていて、思わず「この絵、額に入れたら素適よね~、飾りたくなっちゃうね!」と言うと、男の子は恥ずかしそうに笑っていました。帰る時に自由画帳を破いてその絵を持っていたので私はちょっと残念に思って「破っちゃったの?」と聞くと「うん。家に持って帰るんだ!」お家でお母さんに飾ってもらえるといいなぁと思いました。
 自由画帳に「あみだくじ」を描いている年長組の男の子のまわりには、年中組の子どもが集まっていました。「どこにする?ここ?」まわりの子に聞いて、線の横に名前をスラスラ書いていました。おもしろい「あみだくじ」で皆で笑っていました。
 満三歳組の小さな子どもには、年中組のお姉さんがしっかり面倒を見てあげていて、トイレまでお世話していました。やさしい顔で、体を曲げて満三歳組の男の子に話かけていました。
 兄弟のような関係になれる預かり保育もいいなぁと思いました。

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