園長日誌 2010.10.15 No.21

 今年の夏休みは、娘がいるアメリカに一人で行って来ました。体調が悪い娘にせめてご飯だけでも作ってあげたいという気持ちで出かけました。
8月22日中部空港での手続き中、ビジネスクラスはどうか?料金はこのままで良いこと、ただ二回乗り換え(成田とミネアポリス)と6時間も多く乗っていなくてはいけないことなど。頭の中がクルクル回りました。どうしよう?でも私の残りの人生の中でこんなことアリ?ナイナイ!絶対ナイ!GO!GO!
娘からの電話で「英語も話せないのにどうするの?ミネアポリスはすごく広い所で日本人なんていないよ!!」でもやっぱりGO!GO!
成田まで一緒のとなりの席の女性に訳を話すと「あなたラッキーよ」と言われ、私は元気が出て来ました。成田でその人と別れたのですが、再びラウンジで会えていろいろ話すうちに、その人は医者で春日井に住んでいることがわかり、障がい児についても良く勉強されていて、また私はお医者さんが主人公の本を読んでいたので、その話をしているうち、ふと母のことも話していました。「きっとそれはアルツハイマーね。」今はクスリで、ゆっくりした速度で老いていくことが出来るようになったことを聞き、私はその先生を信頼し、現在、通院中です。私はその先生と別れた時、神さまはこの先生に会わせるためにすべての出会いを計画されていたのだと思い、思わず祈りました。
それから一週間後、私が乗り換えた「ミネアポリス」に住んでいた人が年中組に入園してくれました。なんとも不思議な事で、私はそのお母さんを見かける度に、空港で必死にゲートを探していた自分を思い出します。
明日は子どもたちが楽しみにしている運動会です。どうぞ、お天気でありますように。

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