園長日誌 2010.10.7 No.20

今朝も気持ちの良い青空で、園庭で元気に遊んでいる子どもたちを見ていると、私まで元気になってきます。
子どもの大きな話し声、笑い声、笑顔、泣き声、小さな目からポロポロ落ちる涙など。いろいろな表情を見せてくれます。
年少組の子どもたちもグループになって遊んでいる姿がよく見られるようになってきました。
たくさん遊んで楽しい分、またけんかもつきものです。たたいたり、ひっかいたり、かんだり、友だちの言っていることを聞けないふりをしたり、様々です。
でも、どの子もそのようなことをしてしまった後の表情は違うのです。いけないことはちゃんと頭ではわかっているのです。わかっているのですが、とっさに言葉で表現するのはむずかしい時もあるのです。この年齢なのに、こんなことをするなんておかしいと思わないで欲しいのです。
一人ひとり、個性も違い、発達段階も皆、途中なのです。
園では子どもたちのそのようなことに対して、どうしてそのような行動をとったのか、その気持ちを聴いて受け入れ、子どもの心に寄り添った対応に心がけています。大人が子どもの気持ちを決め付けたり、早く解決させようとせず、ゆっくりと子どもの心の流れに添っていきましょう。
けんかして、ぶつかって、泣いて悔しさを味わったりしながら、子どもは心も体も大きくなっていきます。

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