園長日誌      2014.3.14  No.41

毎朝、子どもたちを迎え入れてから園にもどりますが、先日は年中組の女の子から呼び止められました。
「あのネ~ Kくんネ~ 園長先生のこと かわいいって!」と笑顔で話してくれました。
かわいい? 女の子のその一言で、今日も一日楽しいことがありそうな気がしてきました。
満3才児クラスに1月から入園したKくんはしばらくの間、食後は寝る日々が続いていました。まだ小さいですし、新しい環境で疲れるのでしょう。
職員室にある小さなベッドに寝るのですが、寝息をたてて本当に幸せそうです。
私も昔、娘の寝顔を見て「何であんなに今日も叱ってしまったんだろう」と何度悔やんだことか…。
先日も久しぶりに食後Kくんは先生に抱っこされてやって来ました。例のごとく幸せな寝息と共に…。
抱いてきた先生は「ちょっとズボンが冷たいのです」と言って、ベッドに寝かせて服を変えることにしました。気持ちよく寝ているけれど、起こしてしまうことになるのでは? と思いきや、もう、されるがままの状態で一向に目をさましませんでしたので、私たちは笑いをこらえるのに必死でした。
今よくけんかをする年長組の男の子たちもいつの日か愛する人とめぐり逢い、どんな顔をしてプロポーズするのかなあと先生たちと話し合いました。
「しっかりした奥さんをもらって、良いパパになっているかも?」と言うと、「そうですよね。男の子はやさしいですもんね!」と若い先生の笑顔がかえってきました。                                                 (中野)

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