園長日誌      2014.1.31  No.35

今週は各クラス、劇あそびの練習をしていました。
子どもたちのかわいい歌声がよく聞こえてきていました。
年長組では、それぞれの役のグループの中で日替わりでリーダーとサブリーダーが中心となっておしゃべりをしている友だちを注意したり、皆でがんばろうとする姿が見られるようになって来たそうです。
特に男の子の間では、よくけんかがありますが、その場ではなかなか素直に謝れなくても、しばらくすると、何事もなかったかのようにまた一緒に遊び出す姿も見られ、担任も無理やり謝らせたり、何とかその場をおさめようと大人の考えを押し付けるのではなく、見守る姿勢を取っています。
手を出したり、相手を傷つけたような時は厳しく叱りますが、それ以外は自分の気持ちや怒りを自分で折り合いを付けていけるよう、職員室の担任の席に着いて 、落ち着くまで、見守っています。
その時の表情は口をとがらせ、目はいかりに燃えています。
落ち着いたら教室へ帰ることになっていますが、子どもによって,もとにもどるまでの時間は様々です。
先日も落ち着いた表情にもどった子どもが帰ろうとしたので「エッ?もう帰っちゃうの?もっとここでゆっくりしていってよ~」と言うと、「いやだ!」と言って、サッサと出て行ってしまいました。
子どもたちは、このようなことをくり返しながら、自分の気持ちに折り合いをつけていくことを学んでいきます。
ゆっくり、ゆっくりと学んでくれたらいいなあと思っています。      (中野)

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