今日は、年長組が卒園を前に徳川美術館へ、おひなさまを見学に出かけました。
道中、止まらないおしゃべりだった年長組も、園内に入って見学をする時には、ちゃんと場をわきまえて、静かに落ち着いて見学できました。昔の道具やかご、そして立派なおひなさまを、じっくり真剣に興味深く見ていました。
そして、さあ、いよいよ園に戻る時、本当はバスに乗って帰る予定だったのですが、あまりにも元気な年長組。これなら歩いて・・と思った担任が、帰りも歩いて帰るよと。「え～」「うそ～」「バスに乗るっていってたじゃないかぁ」」などなど子どもたちは口々に叫びました。元気な元気な子どもたち。せっかくなので、帰りもいろいろ見ながら歩いていこうとの担任の思い。バスに乗るつもりだった子どもたち。どうなることかと・・・。
しばらくやりとりが続いた後、一人の男の子がすっくと立ち上がり、「みんな！こんなことしていたら、バスに乗る子は、バスの時間になっちゃうじゃないか」と。なんだかよくわからないような説得の言葉に、ようやく腰をあげ、「歩いて帰る」の担任の言葉に、一行はようやく出発しました。
帰り道、なんだかんだといいながらも楽しそうに、またず～っとおしゃべりしながら無事幼稚園まで帰り着きました。園に帰り着いた子どもたちは、「つかれたぁ～」と玄関に倒れ込み、それでも顔はにこにこの笑顔でした。給食のあと、またまた元気いっぱい遊んでいました。たくましくなった子どもたちです。そして、ごほうびのぜんざいをぺろっと食べて帰りました。
